アメリカの労働者と企業は、5つのタイプの経済システムとの競争に直面しています。
ロシアのような集権的計画経済、フランスのような混合経済、ブラジルのような発展途上経済、日本のような計画主導型市場経済、カナダやアメリカのような原則主導型市場経済、がそれです。
国際貿易システムがいまだにアングロ・アメリカンの原則主導型市場経済をモデルにしているにもかかわらず、これら他の経済システムは今や全世界貿易の75%以上を占めています。
アメリカ、イギリス、カナダの原則(ルール)主導型経済は過程(プロセス)志向です。
政府は財政・金融政策を通じて経済的背景を設定し、反トラストや製品の安全性、職業上の規制を通じて企業行動の許される範囲を決めます。
そして、望ましい経済的目標の達成を市場プロセスに委ねるのです。
政府は産業が存在すべきか、成長あるいは衰退すべきかについて直接的な態度をとりません。
これらの国々ではエコノミストと弁護士が経済運営に重要な役割を演じますが、それは彼らがルールを定義し解釈するからです。