夜ごと悪夢に悩まされているクリテムネストラには、エレクトラに開く実を払う方法をたずねるが、答えはいつか弟オレストが復讐にやってくるというもの。
そこへオレストの死が伝えられる。
かくなる上はわが手で復讐をと考えたエレクトラは、父が殺害されたときに使われた斧を掘り出す。
そこへ訪れたひとりの男は、長いあいだはなればなれになっていたオレストの成長した姿だ。
彼が宮殿に入るや、恐ろしいクリテムネストラの悲鳴が響く。
何も知らずにエギストが帰ってきて宮殿に入るが、すぐ小窓から助けを求め、しかしその姿は消える。
クリソテミスから復讐の成功を聞いたエレクトラは、狂ったように踊り始め、やがて興奮のあまりばったり倒れて動かなくなる。
閉ざされた宮殿の扉を激しくたたくクリソテミス。
彼女が弟の名をいくど呼んでも、答えは返ってこない......。