聖者は「呪われよ、淫奔の娘よ」というと自ら井戸のなかへ戻ってゆく。
聖者が井戸から非難しつづけるので、王妃は彼を許すことができない。
しかしヘロデ王は聖者を処刑できず、ユダヤ人たちに引き渡す気もない。
王が望むのはサロメの舞いだ。
断りつづけたサロメは「望むものはすべて与えよう」という王の言葉で、ようやく舞いを見せる。
官能的な七つのヴェールの踊りに満足した王に、サロメが求めたものはヨカナーンの首。
王は約束をたがえるわけにいかず、首切り人が銀の盆にのせたヨカナーンの首をもってくる。
血のしたたる首にうっとりと口づけるサロメ。
その姿に恐れをおぼえた王は「あの娘を殺せ」と命令。
兵士たちの重い盾の下敷きとなってサロメは息絶えるのだった。